桜木と流川と仙道

仙道は「お願いしたらやらせてくれる」という酷いイメージがある。というだけの会話文。

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花道「センドー。お前…その、お、お願いしたらやらせてくれるとかって話、マジかよ」
仙道「あ? なにそれ。スゲーな。えー。なにお前、オレにお願いしたくなっちゃった?」
花道「バッ、バカヤロウ! オレはそんなっ」
流川「ヤらせろ」
仙道「おっ?」
花道「ぬあっ。キツネてめーどっから湧いてきやがった!?」
流川「ヤらせろ」
仙道「えー? それお願いじゃねーだろ。命令じゃん。そんなのヤダ。聞けねーな」
流川「……ヤラセテ下サイ、オ願イシマス」
仙道「わあ。どうしよう桜木、オレ流川にお願いされちゃった」
花道「断れ」
仙道「なんで。な、流川。もう一回お願いしてみて?」
流川「オ願イシマス」
仙道「……。ヤベ。きゅんときちゃった。じゃあ流川、行こーか」
流川「ウス」
花道「待て待て待てーい。セッ、センドーにはオレが先にお願いしてんだろーが!」
仙道「……したっけ?」
流川「してねー」
仙道「だよねぇ? じゃあ」
花道「バカモノ! お願いされたからなんて理由でヤルやつがどこにいる! 幸せになるという心構えがなければそんなことしちゃイカン!」
仙道「へー。桜木真面目だなあ」
花道「お前が不真面目すぎるんだ!」
仙道「あーハイハイ。そーね、オレが不真面目なのね、いいよそれで。桜木は不真面目なオレにはお願いする価値もねーと思ってんだろ? そんでいいよ。じゃあな」
花道「ちがっ!」
流川「いい加減どけ、どあほう」
花道「流川……! 元はといえばテメーが!」
仙道「……。なんかさー。ホント二人、仲いいよねー? そんなにヤりたい同士なら、二人ですれば?」
花道・流川「なんでだ!?」



13.2.8 日記にUP


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